婦人服・子供服の総合アパレル / (株)ナルミヤ・インターナショナル

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

成宮雄三さん

成宮雄三 Yuzo Narumiya

(株)ナルミヤ・インターナショナル/代表取締役社長/東京都港区

事業内容: 婦人服・子供服の総合アパレル
プロフィール: 1936年、広島県生まれ。大学卒業後、58年、高島屋に入社。
62年から6年間ニューヨーク勤務。閉鎖寸前だった店を再建し、
さまざまなヒット商品を生み出す。75年3月、ナルミヤ入社。
89年、ジュニア服市場に参入、多ブランド・少数生産という戦略
でトップシェアを獲得。91年にナルミヤ・インターナショナルとして
独立、社長に就任。今後はアジア進出を狙う
趣味: テニス
好きな言葉: 「独立自尊」
連絡先: http://www.narumiya-net.co.jp/

 

「喜・楽」

私 は、悪いこと、つらいことの裏には必ずプラスがあると信じています。多額の借金がある会社を引き継いで最初の3~5年は苦労のしっぱなしでしたが、その中 から学んだことはたくさんあります。たとえば、たくさんの協力メーカーさんが離れていった中、離れていかなかった人たちがいたことは大変嬉しかったです し、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。そしてそのことから、人に気持ちよく協力していただくにはどうしたらよいかを学べました。父親など内部の古いタイ プの人間との衝突からは、よい慎重さが学べ、反省材料になったり、新たな事業のヒントになったりしました。

 

「怒・哀」

だ から、悪かっただけのことは思い浮かびません。在庫を整理して借金を返すこと、協力メーカーさんが離れていったこと、社内のデザイナーがみんな辞めていっ たこと、父をはじめとした社内の人間との衝突。その時は確かに苦しかったですが、みんなプラスになりましたから。逆に、その苦労を乗り越えてやっと事業が 軌道に乗ったときの喜びも、長くは続きませんでしたが。事業が軌道に乗ったら乗ったで今度は忙しくて、感慨にふけっている暇がなかったんですよ。

 

「開業資金」 0円

  事業を引き継いだときは多額の借金があり、それを返すのに必死でした。借りるどころじゃない。そしてその当時から今まで、無借金経営を続けています。

起業、経営ノウハウが詰まったツールのすべてが、
ここにあります。

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