未経験参入3年目で年商1億円を実現! / 訪問介護サービス

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

ゼロからの挑戦の、経営サポートを任せたい……

2007年に、訪問介護サービス事業を行う、株式会社若武者ケアを立ち上げた佐藤雅樹さん。
彼から「これまで介護サービス事業に携わった経験はないが、確実に市場が拡大していくこのマーケットに参入したい。ついては介護事業の開設方法、具体的な事業の運営方法、そして成功する方法まで、すべてを教えてほしい」という相談を受けました。
佐藤さんの前職は石油会社の社員。確かに介護と別畑。まったく異なる業種です。そこからいかにして、事業を立ち上げ、軌道に乗せられるか。フルサポートしていくわけです。

まず、営業拠点を設置する場所に関して、佐藤さんは、横浜市の栄区と港南区のどちらで開業すべきか迷っていました。
そこで、市場調査を実施したところ、港南区のほうが栄区に比べ要介護認定者数の居住者が多い。
また、介護度2の認定者が多く、介護事業者にとって有利な状況。
客単価の高い利用者の獲得が期待できる。競合も存在するが、経営状態は好調。しかもその会社は大手ではないので、マーケット開拓の余地は大きいという状況が判明しました。

緻密なシミュレーションで恐怖を克服し、積極採用を提案!

そして港南区に営業拠点を設置し、営業をスタート。
市場調査の結果どおり、顧客獲得は比較的順調に進みました。ただ、すぐに介護業界ならではの難しさに直面します。

売り上げを伸ばしたくても、訪問介護を行うために必要な資格を有したスタッフがいないと、安易に拡大戦略が打てないのです。当然ながら、多くの顧客を獲得し、売り上げを伸ばすためにはスタッフ雇用を積極的に行う必要があります。
同社も介護スタッフが不足しサービス供給が予定どおりに進まず、新規顧客を獲得できないという状況に落ち入りました。これは、なかなか売り上げが挙がらない経営状態の中、経費削減のために求人広告の経費削減を行ったことが原因でした。介護スタッフの採用にかける資金は、経費ではなく投資です。介護スタッフが1人増加すると、どれだけの売り上げ増加につながるか。
緻密なシミュレーションを行い、広告の出稿頻度を増加させていきました。

3年目に年商1億円を実現。2カ所目の営業拠点も開設!

現在、4年目を迎えた同社の昨年度年商は約1億円。まったくの未経験からスタートした訪問介護ビジネスの利用者数は、現在約200人を超えました。
正社員11名、パート81名の従業員を抱え、サービス提供エリアも港南区から、栄区、磯子区まで広がっています。そして今年の5月には2カ所目の拠点となる営業支店を出店し、地域密着型・介護サービスの要のポジションを築きつつあります。

佐藤さんからは「荒井さんのおかげで順調な経営を続けることができています。本当にありがとうございます。実際にマーケティング調査にも同行いただき、そこで聞いたこと、感じたことすべてが実際の経営に役立っています」と、感謝の言葉をいただいています。これからも同社の成長に貢献していきたいと思っています。まだ佐藤さんは34歳という若手経営者。長いお付き合いができそうです。

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